武器術

琉球古武道の発祥は、その昔、表だった武具を持たなかった(一説には持つことができなかった。)琉球人がそれでも四方八方を海で囲まれた自らの国を守るため漁猟器具、農耕器具をもちいて編み出した武術であると言われています。

 

そのため発生を同じとする空手=徒手空拳とはその技法もまた多くの共通点をもっており、本来は双方の武術は両輪の車のごとく平行して学び、おのおのの長所短所を補い合うものと言われてきましたが、近年では空手がスポーツ化が進むにつれこうした伝統も研讃がなされずむしろ忘却されつつあり、これらを平行して行う空手はもはやめずらしい存在となってしまいました。

 

しかし、そうした空手界の新しい波の中で素晴らしい無形文化財とも言える古武術の継続までも絶滅させてしまうとなれば、やはり「武の国」日本にとっても大きな損失となると思われます。 横山館長は1988年に古武術をビデオにまとめ「武器術百科」(BABジャパン製作)を発表しましたが、今後も研心会は古武術の継続を行い、更に高い技術体系の確立とともに生きた伝統としての研讃を目的としていきます。

武器の種類

棒

 

棒術(ぼうじゅつ)は、日本武術において長い棒を武器とする術のことである。
以下詳説する。

  1. 琉球の武術では、主に六尺棒を用いる。形状は流派によって中央が若干太くなるタイプ、端・中央とも均一のタイプの両方がある。型の名称には一般に「……の棍」という呼称が使われるが、操作法自体は棒術と言い棍術とは呼ばない。
  2. 中国武術においては、「棒」ではなく中央が若干太いいわゆる「棍」を使用し拳法の延長としての武器術として創意工夫された『棍術』(こんじゅつ)と称される術である。
  3. 世界各地に棒状の武器を使用する戦闘技法が過去に存在または伝来しており、それを日本では日本武術の棒術と類似するため棒術の語をあてる。

                                           (By wikipedia)

 

ヌンチャク

ヌンチャク

 

ヌンチャク沖縄古武術の武器の一種。形状は2本の同じ長さの棒を紐や鎖で連結したもので、本来定寸はないが一般では長さは25~45cm、太さは24mm~36mm。振り回して相手を殴打したり、棍棒として「打ち」や「突き」としても用いられる。流派によってはヌウチクとも呼ばれる。

(By wikipedia

サイ

サイ

 

(さい)は、沖縄古武術で使用される武器の1つである。釵という漢字は本来「かんざし」の意味で、形がかんざしに似ているので釵と表記されるようになったと言われている。

釵は、琉球王国時代には大筑(ウフチク、警察署長)や筑佐事(チクサジ、刑事)などが携帯し、犯人逮捕や群衆の誘導に使われたとされる。打つ、突く、受ける、引っかける、投げる等の技法によって用いられる。

 

釵の起源は明らかではないが、中国に筆架叉(ひっかさ)と呼ばれる似た武器があるので、これが琉球に伝えられ釵になったと推測する説もある。中国の筆架叉は、あまり武術の心得のない文人や刀剣を携行できない庶民の護身用具として用いられた。

古武術では、釵は基本的に2本1組で使用され、左右の手にそれぞれ持って扱う。十手のような形をしたものが多いが、中には卍形のまんじ釵と呼ばれるものもある。見た目からよく十手と見誤られる事がある。

(By wikipedia

 

トンファー

トンファー

 

およそ45センチメートルの長さの棒の片方の端近くに、握りになるよう垂直に短い棒が付けられている。基本的に2つ1組で、左右の手にそれぞれ持って扱う。握り部分を持った状態では、自分の腕から肘を覆うようにして構え、空手の要領で相手の攻撃を受けたり、そのまま突き出すなどして攻撃することが可能。逆に長い部位を相手の方に向けて棍棒のように扱う事が出来る。それらは手首を返すことで半回転させて瞬時に切り替えられ、さらには回転させて勢いを付けつつ相手を殴りつけることも出来る。それだけでなく、長い棒の部分を持ち、握り部分を相手にむけて鎌術の要領で扱ったりする。主に刀を持つ敵と戦うために作られた、攻防一体の武器である。

 

(By wikipedia